強アルカリ電解水とは?意外に知られてない特徴とメリット・デメリット

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by UmedaMotoe
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最近、テレビとかで報道していて強アルカリ電解水ってよく聞くようになったけど、一体どんなモノなの?除菌効果があるって言っているけど本当なの?


場合によったら「水100%だから安全!」などのうたい文句を聞いたりして、「少し胡散くさいなぁ」と感じている人もいるのではないのでしょうか?


このような疑惑を払拭するために、強アルカリ電解水そのものについて解説します!

強アルカリ電解水とは?

強アルカリ電解水は特殊な電解装置で電気分解されてできた水になります。特長としては99.9%水の成分でありながら除菌と洗浄が可能です。

〇なぜ洗浄が可能か?


強アルカリ電解水はマイナスの電気(電子)をたくさん持っており、プラスの電気(負の電荷)をもつ汚れの成分と洗浄対象物に働きかけマイナスの電気を持たせることで、お互いに反発させ、汚れを洗浄対象物から離脱させることができるからです。

 

なぜ除菌が可能か?


強アルカリ電解水は一般的に水素イオン濃度の値がpH11.5以上になり、このpH11.5という性質が多くの微生物は生息できない環境となるからです。


一般的な細菌やウィルスは最適生息pH範囲がおよそ1~10となっており、強アルカリ電解水の中では30秒以内に死滅してしまいます。(一部例外あり)



意外と知られていませんが、強アルカリ電解水は主に2種類あります

強アルカリ電解水は電解剤として塩化ナトリウム(塩)を使用しているものと炭酸カリウムを使用しているものがあります。成分も違いますが、生成方法にも違いがあります。(下図参照)


少し専門的な話しになってしまいますが、塩化ナトリウム電化剤の場合は生成装置が二槽式で強アルカリ電解水生成と同時に酸性水も生成されます。(上図、左側)


対して炭酸カリウムを電化剤とする強アルカリ電解水は二槽式ではあるものの酸性水は生成されません。(上図、右側)



もっと生成装置について詳しく知りたい方は⇒強アルカリ電解水の生成装置を購入前に知っておきたいこと



強アルカリ電解水のメリット・デメリット

塩化ナトリウム(塩)を電解剤として使用しているものと炭酸カリウムを電解剤として使用している強アルカリ電解水について、それぞれ特徴があり、それは少しずつ違います。

〇塩化ナトリウム電解剤の強アルカリ電解水

メリット

 ●洗浄・除菌が同時に可能

 ●安価で購入または生成することができる

デメリット

 ●金属には使用できない



〇炭酸カリウム電解剤の強アルカリ電解水

メリット

 ●洗浄・除菌が同時に可能

 ●素手で取り扱い可能

デメリット

 ●購入や生成器にコストがかかる



2種類の強アルカリ電解水の大きな違いは、洗浄可能範囲とコスト面になるのではないでしょうか。

洗浄可能範囲でいいますと炭酸カリウム含有の強アルカリ電解水の方が広いです。精密機器の金属部品の洗浄なども行っており、金属の洗浄もお手のものです。木製品や毛製品も洗浄できます。

ただし性能が良い分、水自体の価格が高いことが多いです。それは生成コストが高いためです。

例えば、一般的に販売されている塩化ナトリウム含有の強アルカリ電解水が多いのですが、安いものになると250Lで100円程で販売しています。対して炭酸カリム含有の強アルカリ電解水は高いもの製品になりますと100mlで500円程になります。

 

どのような箇所に使用したら効果的なのか?

強アルカリ電解水はドアノブ、テーブル、スイッチなどの手で触る頻度が高く重点的な除菌が必要な箇所に効果的です。また、トイレや洗面所、浴室もウィルスや菌が残りやすいところにも効果的です。

ここでは強アルカリ電解水の効果的な清掃方法を説明します。

〇ホール、オフィス、休憩所などの共用スペース

  1. 家具・キャビネット・テーブル
    pH11.5(pH12.5を10倍に水で薄めるとpH11.5になる)のものを家具表面の全面にいきわたるように直接スプレーをします。その後30秒ほど置いて、乾拭きします。

  2. 壁・スイッチ
    あらかじめpH11.5強アルカリ電解水をしみ込ませた布で汚れをふき取るか、スプレーをしてから30秒ほどおいて乾拭きします。しつこい汚れの場合はpH12.5(原液)を多めにスプレーをし、2~3分後にふき取ります。

  3. ドア・ドアノブの汚れ
    基本的には pH11.5 強アルカリ電解水をスプレーして浮き上がった汚れを乾いた布でふき取ります。ドアノブや汚れがひどいところはpH12.5の原液を多めにスプレーをして2~3分待ってからふき取ります。

  4. 家具・キャビネット・テーブル
    pH11.5のものを家具表面の全面にいきわたるように直接スプレーをしてから、30秒ほど置いて、乾拭きします。

  5. TV・パソコン・電話・照明器具
    隙間に水が染み込まないように十分注意し、pH11.5の強アルカリ電解水をしみ込ませた布で拭きます。



〇トイレ、洗面台、浴室などの水回りスペース

  1. 洗面台のボール
    pH11.5の強アルカリ電解水を全体にスプレーをして、汚れが目立つところにはpH12.5をスプレーしてブラシやスポンジでこすります。最後に乾拭きをします。

  2. トイレの便器、便座、床など
    pH12.5をスプレーしてから乾拭きをします。便器内はスプレーをしてからブラシでこすって、水で流す。

  3. 浴槽・床
    pH12.5をスプレーしてから乾拭きをします。浴槽内はスプレーをしてからスポンジでこすって、水で流す。

 

結局どんなアルカリ電解水がいいのか?

まずはズバリ成分がきちんと表示されていること!とにかく水100%とうたっている強アルカリ電解水メーカーは、何かトラブルがあった時に対処できない可能性があるので避けたほうが良いでしょう。


そしてph12.5程の強アルカリ電解水がよいでしょう。普段はph12.5程の強アルカリ電解水を10倍に薄めてph11.5にして使用して、頑固な汚や毒性が強いモノ(ノロウィルスが含まれている嘔吐物など)に対しては即効性があるph12.5に使用しましょう。


最後に洗浄場面や予算に合わせた強アルカリ電解水を選びましょう。
基本的にはコスト重視で金属の洗浄がいらないならば、塩化ナトリウム含有の強アルカリ電解水で問題ないでしょう。

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