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アルコール濃度と消毒の関係

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 ここ最近、アルコール消毒液が不足して品薄になっているせいか、様々なカタチのアルコール消毒液を見るようになりました。

 このような状況下で皆さんに気を付けて見ていただきたいのがアルコールの濃度なのです。基本的には濃度70%~80%のものがウィルスに効くのです。

 アルコール消毒液(エチルアルコール)は濃度70%以下になるとウィルスを壊すのに時間がかかりますし、80%以上になるとウィルスを消毒する前に揮発してしまうのです。

引用:「アルコールと殺菌の話」 花王 https://www.kao.co.jp/pro/hospital/pdf/08/08_05.pdf

 すこし難しい話しになってしまいますが、濃度70%のときがエタノールの分子構造がウィルスの膜を一番壊しやすい造りなのです。

 しかし、実際に街中でよくみかけるものとして、まず明らかに濃度が薄めているアルコール消毒液があります。これはよく店舗の店頭に設置してあるものなのですが、手に付けたときに全く揮発しないのです。これは濃度が70%以下の証拠なのです。

 次に濃度70%以下の消毒液がAmazonなどの通販などで販売されているのです。製品名を言うのは避けさせていただきますが、洗浄タイプと謳われているジェルタイプのアルコール消毒液なのです。濃度59%しかありません。

 そのような場合は自分が持っているアルコール消毒液を使用するかトイレに行って手洗いをすればよいでしょう。

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