“強アルカリ”は危険!?
よくアルカリ電解水のことを話すと、強アルカリって危ないんじゃないの?とよく言われます。
その気持ちよくわかります。実は私も最初に強アルカリ電解水の話を聞いたときは取扱い注意の洗浄剤だと思っていました。
なんたって紹介してくれた営業の方は「99.8%以上水の成分」と言うけど、よくある家庭用洗剤以上に汚れが落ちるのですから…怪しく感じるのも無理がありません。
しかし、一番誤解されやすいのは苛性ソーダや水酸化ナトリウムなどの薬剤が入った洗浄剤など手に触れただけでやけどするようなものが「アルカリ洗浄剤」というふうに呼ばれれているせいでもあるのではないのでしょうか?
我々が口にしているものでなんとph12前後のものがあるのです。
それは「こんにゃく」です。
多分、皆さんの人生の中で一度は食べたことはあるのではないでしょうか?でも、こんにゃくを食べてやけどをしたり、口の中がただれたりしたことはあるでしょうか?
いわゆるアルカリ洗剤は酸化力の強い薬剤を高い濃度で溶かしこんで、pHは上げているのですが、どうしても酸化力も強くなり皮膚などを溶かす作用も出てきてしまうのです。
アルカリ電解水は水を電気分解することで低い薬剤の濃度でphを上げることが出来るのです。
問題は酸化力が強い物質が入っているかどうかなのです。
ただアルカリ電解水で肌がとけたり、火傷したりすることはないですが、洗浄力が強いので使いすぎると肌荒れの原因となりますので、使い過ぎには気をつけましょう。